スタン叔父貴のお葬式
- 2020/03/08
- 21:00
【弔辞】
スタンの叔父貴に惜別の言葉を捧げます。
今後僕がツイートをしても、もう叔父貴からクソリプが返ってくる事はないのですね。
@anglais20160912のTwitterアカウントを見ても「このアカウントは存在しません」と表示されており、もうTwitter上では絡めないことを寂しく感じます。
叔父貴の存在を知ったのはツイキャスのコメントが最初だったと記憶しております。
アカウント名は忘れましたが、ナンパ界隈の人ではなく、北海道在住のソフトバンクホークスファンとして僕のナンパ音声をお聞きになられてましたよね。
初めて直接お会いさせていただいたのが2017年7月の札幌。
まさか講師と生徒という立場になるとは思ってもいませんでした。
「服装を見て欲しい」とのご要望をいただき、カラオケで2パターンを見比べて、年齢やキャラクラーを踏まえてピンクのポロシャツと白いパンツのイケてるオヤジ風の攻めたファッションの方を推したのを覚えています、というか当時の写真が残っております。
元木大介さんに似たその濃いルックスを気にされてしていて、僕が「確かに濃い顔は万人ウケはしませんが、刺さる層は必ずいます」みたいな助言をすると喜ばれてたのも覚えています。
ナンパレッスンの最後の実践で、短い時間にも関わらずLINEゲットという成果を出されて嬉しく思いました。
ご受講ありがとうございました。
その時のブログ
→「キンタゴンとドウタゴン(北海道'17①)」
その後は2年間お会いすることはありませんでしたが、前述の通りTwitter上でやたらダル絡みしましたね。
その頃には叔父貴はナンパクラスタにドップリと浸かって、「スタンガンビリリー」という訳の分からない即報をちょくちょく目にして感心した一方で、「このおっさんええ歳してツイ廃すぎるやろwww本当に働いてるのかよwwwしかもドルオタとかキモwww」と心配になることもありました。
また叔父貴はナンパクラスタでは珍しくご家庭があることをカミングアウトしており異質を放ってました。
過去に書かれた無料note「既婚ナンパノススメ」は多くの反響を呼びましたね。
1作目以降は目に見えて失速されてましたが。
スタンさんの無料note
→「既婚ナンパノススメ(デメリット~基本、オススメしない~)」
→「既婚ナンパノススメ(デメリット2~金~)」
→「既婚ナンパノススメ(デメリット3~対人、スト値上げの制限~)」
2回目にお会いしたのが2019年7月の札幌ドーム。
楽天イーグルスと日本ハムファイターズを一緒に観戦しましたね。
これはついては特に思い出がないから別にいいや、パス。
そして2020年1月。
叔父貴が齢四十となりTwitter上から旅立つと自ら決めていた日。
僕は「北海道ナンパはボーナスタイムの夏だけやっときゃええねん、冬なんて寒いしプロ野球も無いし誰が行くかw」というスタンスなので、叔父貴が天に召されるのを535キロ離れた仙台の街から見守る
…はずでした。
事前にコッソリと三代目ギンタさんにLINEして叔父貴のお葬式(引退式)の予定を聞き、サプライズで参加してやろうと目論んだのです。
仙台空港から北海道へと経つ際には、本当は国内線なのにわざわざ国際線で写真を撮って
とツイートしたり、
札幌でナンパしてセックスした際は
と嘘の南国アピールして偽造工作。
迎えた1月12日のお葬式。
僕はドウタと共にとあるマンションの一室へ向かいました。
そこには叔父貴と親しかった札幌ナンパクラスタが集まってました。
僕はドウタが部屋に入ったのと時間差を設けて、大声を上げながら入室。
さぞかし驚いた表情の叔父貴がそこにはいると思いきや、開口一番に放った言葉が
「実はわかってましたw」
は?
マジで。
ふざけんなよこの死に損ない。
「事前にこの飲み会を聞いてきた時点で勘付いて、札幌でのナンパレッスンとか、わざとらしいツイート(上記の)で確信してましたw」
なんやそれ。
何のために嘘ついとってん。
それからみんなでダラダラ飲み食いして、23時にみんなですすきのの街に繰り出しましたよね。
KING XMHUとRivieraをハシゴして、クラブとしては楽しかったけどもナンパはあまりせず当然エロいイベントも起こらず、時間が経つにつれて叔父貴が「もう良くね?」みたいな雰囲気を漂わせてたのを察しました。
4時過ぎに一緒にRivieraを出て、雪が積もる札幌のストリートでコンビナンパ。
そういえばあれば最初で最後のスタン&岩クマーのコンビナンパだったんですね。
ツイキャスをやりながら歩いてたら交差点に紫の服を着た子が信号待ちをしていて、僕が「パープルチョリ!パープルチョリ!いけますよ!」と勧めて、叔父貴がナンパしてすぐにその子と手を繋いで消えて行きました。
ツイキャスの19:15あたりからそのシーン
→「スタン・ザ・ラストダンス」
あの後ろ姿は最期の勇姿と呼ぶのに相応しく、思わず写真を撮ってしまいました。
感動してしまったなぁ。
その後に即ったとの連絡をいただき、有終の美を飾られたことを嬉しく思いました。
2人で歩いてる時に「僕らが刺さる層ってアラサーですけど、成人の日ってこともあるし20代前半ばっかりだから厳しいですよね」みたいなことを喋ってたんですよ。
でも即られた子の見た目がその苦手とされる20歳前後で、逆境に打ち勝った状況が勇ましかったです。
しかも本来の叔父貴は終電厳守してるシンデレラボーイだから深夜は不慣れな環境だったのにも関わらずですよ。
私事ですが、僕もその直後に夜職帰りの子をカラオケ連れ出して
(^X^)ラン
(^人^)ラン
∩(^O^)∩ルー
でした。
あれは叔父貴に捧げる鎮魂歌です。
(ツイキャスの21:50から連れ出し音声)
叔父貴の「スタン」としての最期の最期までお付き合いできたことは非常に光栄でした。
あの日札幌に行けたことで一生記憶に残る思い出を喜びと共に得ることができました。
ありがとうございます。
さようなら叔父貴。
ご冥福を心から祈っております。
安らかにお休みください。