台湾ナンパ旅④高雄・早朝の奇跡
- 2016/05/30
- 00:40
旅初日
2016年4月15日金曜日
-前回のお話-
高雄Lamp Discoでのクラブナンパはどーてい男と共にツルツルの坊主。
朝方の高雄の街でおセックスは待っているのか!?
…
おセックスとは結び付かなかったLampDiscoを出て、どーてい男を共に「よっしゃ高雄GTや!」と意気込む。
あんまり人はいないけど…なんとかなるはず!!
※GT…ゴールデンタイムの略。大阪ミナミでは主にクラブや夜職帰りの多い明け方を指す。
減りがちなiPhoneの充電もまだまだ余裕あるし、翻訳アプリさえあれば会話はなんとかなる。
ポケットWi-Fiの方の方も…
あれ!?
…電池切れやがな。
終わった。
これやと命綱ともいえる翻訳アプリが使えへん。
一気に戦意喪失。
岩クマー「もう、帰るか…」
どーてい「ですね…」
天を仰ぎながらどーてい男2人でホテルへの帰路につく。
親日の国台湾の、その空気を吸うだけで僕はおセックスできると思ってたのかなぁ。
高雄の街灯が僕たちの絶望感を照らし出す。
…
ど「ホテルに無かったで歯ブラシ買ってきます」
ファミリーマートに立ち寄るどーてい男。
自動ドアの向こうからこぼれる、台湾のコンビニ特有の八角の香り。
多くの日本人が嫌う鼻をさすこの香りを、例に漏れず僕も好きになれない。
この状況でそれに触れるだけで、あたかも台湾という国から拒絶されているようで気が滅入る。
僕は店前に座り込んでどーてい男を待ち、扉越しにボケーっ店内を眺める。
ん?
どーてい男がレジでやたらと時間がかかってる。
店員さんとうまくコミュニケーションできてへんっぽいな。
そのやりとりに並んでいた女のコが絡み始める。
なんやあの状況。
しばらくして無事にお会計を済ませて、ファミマからどーてい男と共に出てくる女のコ。
彼女に微笑みかけると、にっこりと微笑み返してくれる。
可愛いお顔にふんわりとした雰囲気。
その絶えぬ笑顔はお酒のせいなのかな。
露出が多めな服装で、妖艶な柄のタトゥーが手首には見られる。
台湾では日本よりもタトゥーは一般的やけど、その笑顔とのギャップに少し驚く。
可愛いけど不気味っちゃ不気味。
英語はほぼ通じず、僅かだけ日本語が話せるようで、ジェスチャーを交えて会話を試みる。
僕たちが日本からの旅行者で、クラブへ行ってたことは伝わったみたい。
彼女の口を手振りから「5時」「6時」「妹」「お酒」「アパート」というキーワードが出てくるが、何が言いたいのかサッパリ分からない。
ただ、僕には一つだけ分かることがあった。
このコは即系や。
※即系…出逢ったその日におセックスができる人
軽いボディータッチにも反応が良く、逆にあちらから強いボディータッチが返ってくる。
このふんわりとした雰囲気は万国共通で即系(のはず)。
人目のない屋内に持ち込めばおセックスできる自信がある。
勝負をかけよう。
「オーケー、フォロミー!」
そう言って彼女の手を引いてホテルを導こうとする。
しかし信号の前で立ち止まられて、途中で方向転換されてビルの前まで連れて行かれる。
どうやらここが彼女の住んでいるアパートのようだ。
「私の部屋においで」ということか。
戸惑いを隠せないどーてい男。
ど「え、大丈夫ですか?ヤバくないですか?」
岩「美人局ってこと?
大丈夫、大丈夫!ヤバかったら走って逃げればええし!」
「えええ」
何をこの状況でビビっているのだろうか。
いや、旅とクラブでハイになっている僕の判断能力が欠如しているだけか。
でも迷っているヒマはない。
覚悟を決めて彼女に導かれてビル中に入り、エレベーターで上階へ上がり、通路を進む。
見渡すと、どの部屋の扉の前に靴が脱ぎ散らかされている。
後に調べたところ、台湾のアパートには玄関が無くこの形式が普通らしい。
そして彼女の家らしき部屋へと導かれる。
扉を開けるといきなり雀卓。
なかなか強烈。
物が多く少し散らかっている室内。
部屋の中には誰もいないようで、懸念していた美人局に対しては安心する。
ここで妹と一緒に住んでいるそう。
僕は彼女と共にソファーに腰をかけて、どーてい男は何故か立ちっぱなし。
ポケットWi-Fiを充電させてもらい、翻訳アプリが復活。
ようやくある程度の細かい会話もできるようになる。
彼女は21歳で、職業は分からなかったが学生ではないらしい。
ファミマの前で言いたかったのは「5時か6時くらいまで妹が飲み屋で働いている」とのこと。
(実はその妹も、本当は妹でないことが帰国後に発覚)
「彼は怖い男の人がいるのではないかと心配している」とどーてい男の懸念をアプリを通じて伝えると大笑いされる。
記念にiPhoneのカメラでツーショットを撮ると、どこからかデジカメを取り出してきてツーショット大会の始まり。
そのままベロチューすると受け入れてくれる。
即れると確信。
ベロチューから耳や首筋を責めて始めようとすると、それを見て立ち尽くしたままのどーてい男。
まだ美人局を疑っているようで、彼女も見られるのを恥ずかしがっているよう。
ここまで来たらどーてい男にも良い思いをしてもらいたい。
そもそもどーてい男がおらんかったら彼女と出逢えてなかったワケやし。
このままいきなりの3Pは経験不足のどーてい男には無理やろ。
一旦僕がおセックスして、後から参加してもらうか。
「見られるの恥ずかしいみたいやし、とりあえず風呂に入っといて」と指示するが、部屋の隅へ移動するだけで視界には残ったまま。
彼女もそれが気になり、なかなか先に進めない。
「風呂入らんのやったら先にホテル帰っとき、また連絡入れるわ」
部屋を出るどーてい男。
これで2人きり。
妹が帰ってくるのを心配して、電話で確認をとると5時半に帰ってらしい。
今は5時やから制限時間は30分か、ここまで環境ができあがってるし充分や。
順に責めていき、おフェラをしていただき、ソファーに手をつかせて立ちバックでの
(^X^)ラン
(^人^)ラン
∩(^O^)∩ルー
台湾初日から、しかも高雄で即。
「気持ちいい?」
「キモチィ!」
「中国語で何て言うの?気持ちいいて」
「キモチィ!」
会話が噛みあわん。
てか、なんで「気持ちいい」て言葉知ってるねん。
絶対日本人と経験あるやん。
立ちバック→正常位でフィニッシュ。
(事前にピコさんから「イラマチオがデフォ」「台湾人は騎乗位が激しい」との情報をいただいておりましたが、完全に忘れておりました)
事を経て少しイチャイチャ。
どうやら妹が家に男を上げるの嫌がるらしいので、LINEとFacebookを交換して「アイニー、シーユーアゲイン♪」とささやき、チューして部屋を出る。
ウッキウキでツイキャスしながらホテルに戻り、どーてい男に報告してから就寝。
ツイキャス
「台湾1日目・高雄の朝方に即って女の子宅からホテルまで帰る」
※後日談
Facebookを見て知ったのですが、彼女が「妹」と言っていたのは、実は「同性している恋人(女)」だったみたいです。
つまり彼女はバイセクシャル。
それはそれでめっちゃ興奮しますね。
…
旅2日目
2016年4月16日土曜日
昼前にホテルをチェックアウト。
うん、なんて心地の良い日差しなんや。
高雄から離れるのが名残惜しい。
写真の奥に見えるのが高雄85ビルという台湾で2番目に高いビル。
高雄捷運・紅線で三多商圏駅から高雄駅へ。
こちらも駅前はそこそこ栄えてる。
少し時間を潰してから縦貫線(日本でいう在来線にあたるのかな?)の特急で台南へと向かう。
太謝々你了、高雄!
(続く)