コメント
Re: タイトルなし
一番getもなにもアナタからのコメントしかきませんよ!!
次は可愛い子豚をパスしますね♪
こんにちは!サブ・スティックマイヤーです(*´∀`*)ノ
三郎さんが一番イケメンなのに一番不細工担当させられるとか可哀想…
今度三郎さんとコンパするときは一番可愛い子パスしてあげてくださいね(*´∀`*)ノ
サブ・スティックマイヤーでした(*´Д`*)
…
タクシーでぽっちゃり飲み会の会場へと向かう岩クマー。
…なんやろ、このとてつもない高揚感は。
10分もかからない距離やのに、まるで果ての無い旅に出掛けるような。
タクシーが居酒屋の近くに到着し、降りて歩みを進める。
あかん、足が震えてきた。
これが武者振るいか。
居酒屋のビルのエレベーターに乗ろうとすると、先ほどの飲み会で一緒やったフリーザくんが入れ違いで出てくる。
まだ何も始まってもないのに羞恥心で動揺を隠せない。
「ああ…、う…、ま、またあとで話すわ!」
逃げるように空いたエレベーターに飛び乗り、「閉」のボタンを連打する。
そして居酒屋に到着。
店員「いっしゃいませ!」
岩「(連れが)先に入ってます」
「どのようなお連れ様でしょうか?」
「デ…あ、いや、5人です!ちょっと自分で探しますわ」
必要以上に店員さんと関わって「あ、コイツもデブ専なんや」とか思われるのも恥ずかしい。
※ちなみに居酒屋の下駄箱は29(肉)番でした。
店内を見回すと、ゴールデンウィークだけあって多くのお客さんで賑わう。
さすがにこんだけいたら探すんも難し…
あ、おった。
一瞬で判別がつく、他とは逸したシルエットを含む複数人のテーブル。
よし、とりあえず素数でも数えて落ち着こう
いつも通りに振る舞えばええんや。
「お疲れさまっす!!」
おおお…
間近で見ると凄いな。
覚悟はしていたけど想像以上や。
ようこんな重量級を3人も揃えれたもんや。
空いていた席に着き、売れないバンドマンという設定で自己紹介をして、お喋りに加わる。
注目の女性陣はこんな感じ↓
・可奈子DX
70キロ級
小奇麗
・女マツコDX
100キロ級(パーティーでも最大らしい)
痩せれば可愛い(かもしれない)
・ウォーズマンDX
60キロ級
可奈子とマツコは見た目に女性としての意識が見られるから救いがある。
問題なのがウォーズマン。
なんか清潔感がないし、女性としての意識も低そうやし、ふてこい。
一方の男性陣へと目を向けてみる。
スト道は相変わらずキレキレのトーク。
間髪入れずボケ倒し、隙あらば下ネタを放り込む。
さすがは天才、どんな相手にもブレずに対応しとる。
三郎さんは…
目が死んどる。
普段の飲み会やパチンコを語るときの活き活きとした表情はどこへ行ったんや。
口数が少なく、いつもの爆笑トークも影を潜めている。
しかもマツコとウォーズマンに挟まれているので、いつもより二回りくらい小さく見える。
席の位置からして、僕の担当は横のウォーズマン。
こんなもんパロスペシャル食らったら圧死してまう。
この人ら、図ったな…
三郎さんがマツコ担当、スト道が可奈子担当。
羨まし…、アレ?
なんで彼らの状況が羨ましいんや?
すでに感覚が狂い始めていることに気づく。
しゃーない、今日はこのまま狂っていこう、そうせんと心が耐えれん。
しばらく6人でのトークが続く。
勢いに乗ったスト道が「好きな体位はどれか」と質問をブッコむ。
しかもそれに乗ってくるポッチャリ3人。
全員の回答は一致して正常位。
まぁ、そりゃそうやろな、それ以外の選択肢はなさそうやし。
ウォーズマン「三郎さん、唐沢寿明に見えてきた♡」
三郎「マジで!?」
ウォーズマンが三郎さんに食い付きを見せる。
おかしいな、僕の知っている俳優の唐沢寿明さんとは違う人物のことかな。
よっしゃ、ええぞええぞ。
このまま担当チェンジや。
さっきからやたらとマツコの視線を感じるし、三郎さん早く席を替わるんや!
しばらくしてウォーズマンがお手洗いで席を立つ。
スト道「三郎さん、エスコートしてあげてください!」
さすがはスト道、完璧なアシストや。
ほぼ強制的に三郎さんにはエスコートをしていただき、席を空けてもらう。
その隙にマツコの横へ移動して担当チェンジ。
やったぜ。
三郎さんごめんなさい。
そのままマツコと2人でお喋りする時間が多くなる。
あれ?
さっきまでウォーズマンばかり見てたから、マツコが可愛くみえてきた。
おめめもパッチリやし、服装のちゃんとしてるし、色気もあるし、いわゆるスト高やんけ!(錯覚)僕に対しての食い付きもガッツリとあるし、ええ感じでイチャイチャできとる。
これランランルーいけるわ!
そんな覚悟を決めた途端、女のコの店員さんがラストオーダーのお知らせに来る。
…
店員さん、なんて細くて可愛いんや。
それに比べて僕の横にいっらっしゃるマツコの大きさときたら…
現実は残酷や。
あかんあかん!
覚悟を揺るがしては。
僕はマツコを仕上げにかからな。
そのためにここまでやってきたんや。
スト道も可奈子とええ感じやし、いけそうや。
三郎さんは…1対1になればなんとかなるかも。
…よし、言うか。
岩「この後、どーすんの?
良かったら二人で飲も」
マ「いいよー♪」
表情を赤らめながらそう答えるマツコ。
あかん、即ってまう。
土俵際に追い込み、白星に手が届くところまで来てしまった。
(続く)