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前回のお話-
太鼓持ち主催で行われたナンパマン8人による花見バーベキュー。
鈴木とのコンビで女のコ2人組をクマ小屋へ連れ込みランランルーしたものの岩クマーの一本桜は満開とはならず、
ペイちゃんに誘われるがまま再び花見会場へと戻ったのであった。
ペイちゃんもこのコンビナンパのブログを書いてます。
合わせてお読みください。
「大人の花見 ~大学生のようなバーベキューはやりません~」…
時刻は21時。
花見会場の最寄り駅でペイちゃんと再合流。
ペイちゃん「とりあえず花見残党狩りじゃ!」岩クマー「まだ人おると思うからかたっぱしから声かけていこか!」
※写真はネットから拝借日曜の夜だからなのか、思ったよりも人が少ない。
夜のお花見スポットにいた女のコ2人組に片っ端から声をかけていく。
ペイちゃんの笑いを誘うテキトーなトークに乗っかって和んでいくが、連れ出しまでには至れず。
一通り声をかけてUターン。
とりこぼしがないか探しながら復路を進む。
すると隅の方でやんわり花見している2人組を発見。
荷物を畳みもう帰るようだ。
すかさず声かけ。
ペ「すみませ~ん、このシートもらってもいいですか?」女「あ、いいですよ」岩「じゃあこのシート使ってここで二次会しましょうか」「二次会って(笑)」「Qooしかもってないけどこれをみんなで飲もか( ゚∋゚)」ツカミはええ感じ。
そのまま2人の帰路に付き合いながら打診して
駅近くのバルに連れ出し。
※写真はイメージですそれぞれお花見スポットから担当してたコの隣りに座る。
それぞれこんな感じ
・ショート子ペイちゃん担当
20代後半
ショートヘア
若干ボーイッシュ
彼氏なし
・ロング子岩クマー担当
20代後半
ロングヘア
清楚系
彼氏あり
ロング子がやたらと僕に対して距離感があるのが気になるが…
しばらくして話題は恋愛について。
ペ「彼氏いるの?」ショート「いないよ~」岩「そっちは?」ロング「うーん、いるけど….」シ「いるけど別れかけなんだよね!その話今日するために花見してたんだ(笑)」ペ「あ~ほうなんじゃ!」ロ「まぁまぁ!私の話はいいから!楽しい話しよ!」それからも話を振るたびに
「私の話はいいから!」と壁を作ってしまう。
担当である僕に対しての抵抗感なのか、グループトークが苦手なのか。
即るにはこの段階でロング子の心に踏み込んでおきたいがそれは難しそう。
すると突然ペイちゃんが、
ペ「俺、Mやからな!」シ「…」強引に下ネタをねじ込んできやがった。
でもここらで性の話題に移して即へのハードルを下げとかなあかんのは確か。
岩「お前のせいで時が止まったやないか(笑)」爆笑するロング子。
この子は本当によく笑ってくれる。
おかげでこのまま軽い雰囲気で性の話題に移せる。
ペ「ショートカットは?」シ「私…ドMだよ♪」ペ「岩クマーさんは?」岩「俺、エスや」シ「ぽいぽい!」ペ「お前らもうカップルや!」シ「はやくな~い」ペ「時間じゃない、フィーリングや!」そこからペイちゃんの恋愛とセックスについての熱弁が始まる。
僕も同調してみるが、女のコ2人は聞いてはいるが響いているような感じでもない。
時刻は23時をまわり、この場も終盤を迎える。
ロング子はいつまで経っても僕に対してATフィールド全開で壁を張ったまま。
即れる気が全くしない。
ペイちゃんにLINEを送る。
「こっち厳しいかな
セパるから即って!」アシストのためのセパレート狙いに絞る。
その直後、ショート子が思いがけない言葉を発する。
「岩クマーってどんな人か見えないよね。
私、謎が多い人が好き!」むむむ?
先ほどのSとMの下り、そこからのショート子の僕に対する視線の量。
この状況、担当チェンジした方がええんとちゃうの。タイミングが遅すぎる気がしたが、それぞれの帰路を考慮してもそちらの方が即へのチャンスがある。
LINEで連絡。
「そっちいけるか??
これ担当逆でなんとかならへん?」「逆でいこか(・ω・)ノ」ペイちゃんも同じ事を考えていたのだろうか、ここにきて起死回生の担当チェンジを試みる。
会計を済ませバルを出て、担当をチェンジ。
ペイちゃん担当はロング子。
岩クマー担当はショート子。
それぞれ並行してバルから駅までをゆっくり歩く。
ショート子とは1対1で喋っていない。
この5分もない道のりでなんとかしなきゃ。
とにかく褒めて距離を縮めるとこに努める。
「隣りの駅の方が乗り換え楽やし送ってくわ」「ほんと?助かる!」よっしゃ、これでセパレートできる。
駅前で解散して、ロング子とペイちゃんと見送られながら、ショート子と共に一つ隣りの駅まで向かう。
一つ隣の駅までゆっくりと歩いても10分ほど。
即れるほど距離を縮めるにはまだ時間が足りないか?
準即へと切り替えた方がいいか?
いや、やるだけやってみよう。
先ほどは2人で喋れなかった分、一気に距離を詰めるように恋愛の話題を切り出す。
岩「彼氏半年ほどおらんのやろ、なんかええんと出逢いとかなかったん?」シ「私、男の人とすぐに友達みたいになっちゃうの。
だからそういう感じにならなくて」「僕はショート子のこと、オンナとして見てるよ。
『さっきの謎の多い人好き』っていうのも嬉しかったし」手を繋ごうと差し出すと、
「えー、彼氏じゃないのに」と拒まれる。
「じゃあ…ほら」互いの腕を組めるように、僕の右腕で輪をつくる。
「ええ~」と少し戸惑いながらも、輪に左腕を通すショート子。
手を繋げないなら組ます。これはけっこう使える。
「今まで何人付き合ったん?」右手の人差し指だけ立て、それを僕に示す。
「…です!少ないでしょ?」「え、意外やな、モテそうやのに」「サバサバしてから、そんな感じにならなくて」「じゃあ経験人数も?」「うん」「ドM言うてたのに(笑)
てことはエッチは好きなんや」「…好きやよ!」「でも経験人数1人なんや、変なの(笑)
てかもったいな!」「それもちょっとあるかな」おっしゃキタキタ。
経験人数1人てのがコンプレックスやから、そこを起点に崩せばいける。
これは即への大きな足掛かりや。
ちょうどそのタイミングで駅に到着。
「どうせやしもうちょい飲まん?
終電まだあるやろ。
もし無くなったらタク代くらい出すし」「いいけど…どこで飲むの?」 「僕ん家すぐ近くやし、適当に買って飲も」「家はちょっと…」「別に嫌なことはせんよ。
でも口説くチャンスちょうだい、おいで」ショート子の手を引き家へと導く。
「やっぱ、どこかお店入ろうよ」途中で足を止め、手を解く。
言う通りにお店で飲んで和み直して、改めて家打診してみるか?
上手くいってもかなり時間が遅くなるし、明日もお仕事早いって言うてるからその手段は使いたくない。
即るならこのまま家に連れ込むしかない。
「明日朝早い言うてたけど、夜空いてんの?」「はい、空いてますよ」「ほな明日また一緒に飲も」「いいですよ、1人でご飯するのもさみしいですし」よし。
今日はあきらめて、明日に勝負をかけよう。ショート子を改札まで見送り、僕も家路へ着く。
帰宅後LINEを送り、返信に胸を撫で下ろす。
…
-翌日-
昨日ペイちゃんからロング子を即ったとの報告を受ける。
僕がこのアポでショート子を準即できればダブルゲットか。
一層気合が入る。
夕方にクマ小屋の最寄り駅で待ち合わせ。
適当な居酒屋へと入りカウンター席へと腰をかける。
昨日はあまり話せなかったお互いの事についてじっくりと語らう。
人生感、仕事、旅行、地元、学生時代について。
そして、恋愛について。
なぜ20代後半なのに交際人数が1人なのか。
経験人数が1人なのか。
「すぐ友達みたいになっちゃうんで、そういうのにならないんですよ」昨日と似たような答え。
ならば、ショート子の女性としての魅力を褒め続ける。
顔、体系、優しさ、強さ、価値観、そして笑顔。
「セックスして友人関係が崩れんのが怖いんとちゃうん?
別に壊れへんことやってあるで、飛び込んでみな分からへんやろ」「そうなのかなー」落ちた。1時間ほどで居酒屋を出て、スーパーで飲み物とおやつを買って
クマ小屋に連れ込み。
間接照明だけでうす暗い部屋の中で、TVを見ながら唇を重ねる。
その片手には缶ビールを持ったまま。
「ずっと離さへんやん」「アル中なんかな(笑)」「マジか(笑)」しばらくイチャイチャしていると
「どうしよ、眠い!ちょっと止めて!」「ファッ!?
セックスしたら目ぇ覚めるて!」「だめ、怒るよ!?
ちょっと寝させて」僕がトイレへ行ってるものの数分で
本当に爆睡するショート子。
ここで僕も寝てもうたらチャンス逃しそうやし、こりゃ持久戦かな。
めんどくさ。
しばらくして試しに灯りをつけてみる。
「…まぶしい」意外と簡単に目覚めたのでおセックス開始。
「止めないで!」
「もっと(言葉責めを)言って…」
「欲しい…」怒ったり寝たり求めたり、忙しいコやで。
ほんで前から、
(^X^)ラン
(^人^)ラン
∩(^O^)∩ルー
ねば( ´ ▽ ` )ノお花見準即。これが大人の花見じゃ!(2日連続2回目)
そしてペイちゃんと
ダブルゲット。そのままショート子をお泊りさせて就寝。
2日に渡っておセックスへと導けたお花見のお話しでした。
幹事の太鼓持ち、コンビしてくれた鈴木、ペイちゃんをはじめ、みなさまありがとうございました。