旅3日目
2014年9月15日月曜日2人ともお昼前に目覚め、遅めの朝食、つまりブランチに出掛ける。
昨日は昼食をマクドナルドで済ませてしまったが、今日はしっかりとした物を食べたい。
グアムのブランチやし、エッグンシングスでパンケーキ?
それとも日本でも流行りのエッグベネディクト?
いやいや違います。
僕らの選んだブランチ、それはラーメン。リゾート感まるで無し。
酒が抜けないアトーワイは塩ラーメンを、僕は好みの味噌ラーメンをいただく。
「あぁ、この優しい味や…」日本のお店の味と変わりなく、美味しゅうございました。
さぁ今日もナンパや。この旅での目標は4即。昨日は0即やから、今日だけで4即せなあかん。
クルクル2回すれば4即やしチョロいチョロい。
空を見上げると南国とは思えぬ曇り空。
度々僕らを襲う雨。
この旅でグアムの空が僕らに青色を見せてくれることはたった一度もなかった。ショッピングモール内をウロウロしながらナンパ。
大阪から来た2人組を捕まえて
カフェへ連れ出し。
どちらも23歳で医療関係のお仕事。
30分ほどお喋りしてこれと言った食いつきは感じられない。
お店から出て夕食を誘ってみる。
話を聞いた感じあまり遊び慣れてなさそうだがここはグアム、リゾートの魔力が僕らの味方になってくれるはず。
2人での相談の時間を与えて返ってきた答えは
ノー。
その場でバイバイ。
ホテルに戻り小休憩。
アト「これ、ナンパ合宿やん…。
コッチ来てからナンパしかしてへんぞ。」岩「ホンマやな…。
それでまだどちらもノーゲットって、ヤバすぎるやろ。」2人でこの旅の危機感を感じていると、
昨日LINE交換したコから連絡あり。
「おごりなら」という条件で夕食をご一緒してくれるとのこと。
舐められてるが、状況が状況だけに断る余裕はない。
メール無精な僕はアトー先生にiPhoneを託しやりとりをしていただく。
結果、18時にDFS前にいるの合流できれば一緒にお食事することに。
これは好都合。
まだ3時間あるので、他のコを捕まえらればそちらを優先すればいい。
待ち合わせの18時までナンパした結果…
1LINEゲのみ。
情けない。
おとなしく待ち合わせ場所へ向かい17時55分に無事合流。
来ない場合も想定していたので、5分前に来てくれたのは意外だった。
大阪から来た25歳歯科衛生士2人組。近くにあったレストランの
FRIDAYSへ。
以下2枚の写真はネット上から拝借。
※ちなみにFRIDAYSは東京でもたくさん出店しているので東京から来たコは行きたがらない。
他地域ならあまり馴染みがないため比較的連れ出しやすい。
いかにもアメリカンなステーキをいただく。
美味しゅうございました。
店員の鬱陶しいくらいのノリと微妙なフレアーショーと共に1時間半ほどお食事とお喋りを楽しむ。

食いつきは微妙な感じだが、
部屋飲みを打診するとOK。やっっっとチャンスが来た!
部屋に連れ込み、4人でお喋りやゲームをして過ごす。
アトーは喫煙者同士、僕は非喫煙者同士で担当する流れに。
アトー担当…ロリ顔、ポチャ巨乳岩クマー担当…ロリ顔、小さいアトー担当はノリがよく色々喋るが、僕担当はノリが悪く恋愛遍歴すら隠したがる。
アトーペアが喫煙のためベランダへと移り、部屋内とでセパレートする機会が2度あり。
部屋の中から眺める2人の後ろ姿はいい感じ。
一方の僕らのペアはというと、盛り上がらず会話が途切れることも。
なんやこの差は…。
僕担当が強く酔って歩けそうにないため、アトーペアが買い出しで外に出かける。
これで完全にセパレートできた。同じベッドの上で密着して座り、フラフラの担当を口説く。
…全然耳に入ってない。ハグはできるが、チューしようとすると顔を背けられる。
身体に手を出そうとすると頑なに拒否。
う~ん、こんだけ酔ってる状態のコを責めたらアウトやん。
押しては引いて押しては引いてを繰り返すも
進展する見込みなし。
これは無理だと判断してアトーにとLINEを送り、アトーペアが部屋に戻る。
アトーも場所がなくて即れなかったそう。
(多少無理させてでも僕のペアで買い出しに行き、アトーに部屋を使わせれば即れてたはず。
後になってそのことに後悔。)そのまま女のコ達は自分たちのホテルへ戻る。
…即、失敗。なんてことだ。部屋に連れ込んだのに即れへんとは。
絶望に押し潰され、二人とも下を向く、
いやいや、
そんなことしてる場合じゃあない!僕は自他共に認められていた旅ナンパマン。
幾度となく旅先で奇跡を起こしてきた。
海外?そんなん関係ない。
「よっしゃGLOBE行くぞ、まだ時間ある!!」アトーワイを奮起させて、間もなくホテルを出てGLOBEへ向かう。
これが本当に最後のチャンスやろ。

吹き抜け2階から全体を見渡すと昨日と同じくらいの人の多さ。
声をかけれそうな2人組は何組かいそう。

1階に降り、まずベンチに座っている2組に声をかけ、サンドイッチになる形で女のコ達を挟んで横に座る。
どちらも
東京から来た25歳で学生時代の友人コンビ。お互い隣のコと話し込み、それがそのまま担当に。
僕の担当は
社会人1年目の薬剤師さん。スラっとした長身で、どちらかといえばクラブっぽくないキレイ目な印象。
彼氏は半年ほどおらず。
フロアに誘い出してしばらく一緒に踊り、その後はクラブ内でセパレート。
「よく関東の方行くし、今度あっちでご飯でも行こうや。
来月も友達の結婚式で行くし。」「いいじゃん、ご飯しよ!」食いつきはいい感じ。
あちらからの積極的なボディタッチも多い。
時折見せる無邪気な仕草が可愛い。
クラブの外で飲むことを提案すると、アトー担当がいいならOKとのこと。
アトーに打診するよう頼むとあちらもOK。
4人でクラブを出て、
そのままホテルに連れ込んで部屋飲み。先ほどの2人と違い、今回はどちらもノリが良く盛り上がる。
性の話にもノリノリでどちらもワンナイトの経験あり。
温まってきたところで
「ちょっと小腹空かへん?ちょっとコンビニに買い出し行ってくるわ」と
担当と部屋を出てセパレート。
そのまま
夜のビーチをお散歩。
僕ら以外に人は誰もおらず、適度にライトアップされてて良い雰囲気。
適当に腰をかけて海の方を眺めながらお喋り。
「あ、見て見て!カニがいる!」「ほんまや!そこにもおるで!
てかこの砂浜めっちゃカニおるやん!」はしゃぎながらも楽しげに口説く。
「この辺めっちゃ雰囲気良くない?
グアムで出逢って、こんな素敵な場所に二人っきりってめっちゃロマンチックやん。」そのまま雰囲気でチューしようとすると、
「ダメ!そーゆーのは今度東京で逢った時ね。
今回は友達を来てるし!」この状況でまさかのストップ。いやいやそんなもん関係あらへんがな。
「今が無かったら次はないよ。
今この瞬間瞬間を大事にせな。
てか今は2人きりやし、な?」そのまま
ベロチュー。
からの、耳&首筋責め。
「あぁッ…
誰かに見られたらどうするの…」「大丈夫、誰もおらんよ、カニしか見てへんから。」そこから先へは進めず、押しては引いてはの繰り返し。
「そろそろ行こ!」メールでアトーから
「戻って来ても大丈夫」との連絡がありホテルへ向かう。
夢見たSex On The Beachはできず。
このまま行けば、部屋に戻ってアトーペアと入れ替わる流れ。
しかしできるだけ外で仕上げてクルクルまでの展開を楽にしたい。
なので途中の物陰で再度責めるも、車の往来が邪魔でおっぱいまでしか責めれず。
う~ん、これは部屋でキメるしかないか…。
マクドナルドで朝マックを購入して部屋に戻る。
「夜のビーチ散歩したけどええ感じやったで!
行ってきいや。」入れ替わりでアトーペア退出。
そして間もなく
(^X^)ラン
(^人^)ラン
∩(^O^)∩ルーあぁ、簡単やと思ってた即に辿り着くのがこんなに遠いとは…。細身で推定Cカップ、脱いでもナイススタイルのドMちゃん。
終わったあとに一言突きつけられる。
「あ~あ、エッチしちゃったからもう日本では逢えないね!」それはそれで言われるのは寂しい気もするが仕方ないか。
メール送ってアトーペアも部屋に戻る。
食いつかせすぎてクルクルは厳しいらしい。
やはり僕が外の時点で即っておくべきやったなぁ。
明け方、女のコ達が自分たちのホテルへ帰る。
長かった2日目がようやく終わろうとしている。
窓から降り注ぐグアムの朝日を浴びながら、それぞれのベットの上で佇む。
「ま、とりあえず、やな。」「あ~、でもやっぱ悔しいな。」ゲットという最低限の結果を残せて僅かながらに安心感はあったが、やはり1ゲットに終わってしまった悔しさの方が圧倒的に大きい。
「せっかくやし、ちょっと走ってくるわ。」着替えて1人で4キロほどジョギング。
眠りに就く前にモヤモヤした悔しさを少しだけ晴らす。
ホンマやったら4即くらいして清々しい気持ちでグアムの街を駆け抜けてたはずやのになぁ。
…
旅4日目
2014年9月16日火曜日旅最終日。
この日は
ノーナンパデー。
まず最初1度たりとも使わなかったレンタカーを返却。
完全に無駄な出費。
アトーの実弾射撃にお付き合いして、ホテル近くでお土産を購入。
空港でジャンキーにピザを食い散らかして飛行機で日本へと戻る。
グアムの空は最後の最後まで曇った表情。
…
4時間ほどのフライトを終えて関西空港に到着。
「これはリベンジせなアカンな。」この悔しさを忘れないようにドルを両替しないまま財布に入れ、リベンジを誓う。
グアムナンパ旅、終了。